うっかり親がやっている?子供の心を傷つけるダメ行為

親がうっかりやってしまうこと

 

 

ああ、やってしまった!こうした経験は、親なら誰にでもあると思います。めまぐるしい毎日の中でイライラしていたり、子どものことで不安があったりすると、つい、心にもない言葉や言ってはいけない言葉が口から出てきてしまうこともあります。本来はそんな時こそ、落ち着かなければなりません。

 

親が自分自身を責めても、子どもの心が癒されるわけではありません。あなたが落ち込んでいると、子ども側は、自分を見てくれていないと敏感に感じて、一層寂しい思いをすることだってあります。

 

子どもと穏やかな時間をゆっくりと過ごし、お互いの気持ちをしっかり通わせることが何よりも大切なのです。お母さんにはもともと子どもを安心させる力があります。母親からの温かいアプローチは、子どもにとって何よりの薬になります。

 

泣いている子供がいます。悲しくて泣いているのなら、親からの温かい言葉をもらえなくて泣いているのかもしれません。怒っているときの涙は、どうして自分を理解してくれないのか、という抗議と共に愛情を欲している涙かもしれません。

 

泣いている子どもには。まずは気が済むまで、たっぷり泣かせてあげましょう。子どもにも、泣いたり、気持ちを表現する意志があります。無理に泣き止ませようとせずに、子どもの心情を思いやり、優しく触れながら寄り添ってあげましょう。

 

涙がおさまってきてから、どんな気持ちだったかをゆっくり聴いてあげましょう。まったく関係ないような話が出てきても、それを否定せずに、優しく相づちを打ちながら受け止めてあげることが大切です。「泣く」は一例ですが、つい、相手の話を否定してしまうような態度には気をつけたいものです。