うっかり親がやっている?子供の心を傷つけるダメ行為

親の口癖

 

 

子どもに出来ないことをやらせていませんか?能力とかけ離れたことに急に挑戦させる場合もあるかもしれませんが、普通それではやる気は起こりません。出来ないことを無理にやらせておいて「どうしてできないんだ!」と言い続けられていると、子どもは自信を失います。

 

「僕は何をやってもダメな人間」と思うようになってしまう可能性が大です。勉強、スポーツなどが典型ですが、普段の歯磨き、掃除、食事のマナーなど、あらゆる面でもやはり同じことが言えます。

 

子どもがなかなかやる気を出してくれないと確かに親は焦ります。しかし、そんな時こそ、親が与えているハードルが子どもにとって高過ぎないかどうかを確認してみる必要があります。

 

親が間違っている時もあるのです。子どもに素直に謝ることも大切です。それが誤り方を教えることにもなります。言葉で傷つけてしまった時、罪悪感を持つよりも、相手である子どもの気持ちを第一に考えることが大切です。

 

さて、親にも口癖があります。よくあるのが、親が子どもに「勉強しなさい」と言うことです。恐らく誰でもあるでしょう。テレビドラマなどの親子の会話でもよく「勉強しなさい」というセリフがしかし、「勉強しなさい」と言われ、それで子どもが「わかりました」と言って勉強するのでしょうか。

 

自分の子ども時代を思い出してみてください。特別に優れていた人以外は、親にこう言われて、気分良く勉強に取り組んでいたのでしょうか?大抵はふてくされながら、仕方なく勉強する程度だったはずです。勉強している振りだけをしていた人もいるでしょう。自ら進んで勉強する子どもは言われる前に勉強しているはずです。

 

このように、「勉強しなさい」という言葉には、勉強させる効果があまりないということがわかります。親の口癖は子どもを傷つけているだけなのかもしれません。