うっかり親がやっている?子供の心を傷つけるダメ行為

子どもの気持ちを考える

 

 

子どもが暴れることもあります。態度からするとすごく怒っているようにも見えるのですが、実はその時の子どもの心の底にあるのは不安なのかもしれません。きっと、愛情がもらえていないとも感じているのでしょう。それなら叱られてでも、親に自分を振り向かせたいと、求めていることが多いものです。

 

暴れている子には、まずは少し距離をはかりながら見守りましょう。そして親が最初に謝るようにしてください。それでもまだ暴れているなら、更に静かに見守ります。殴る、蹴るなどの暴力行為があったら、「それは痛いよ!」と言って、少し距離をとった方がいいのですが、子どもから視線を外さないようにしましょう。冷たい印象を与えないようにしながら見守るようにします。

 

しばらくして落ち着いてきたり、子どもから寄り添ってきたら、優しく受け止めてあげましょう。抱っこしたり、おやつを食べたりしながら、仲直りをしてお話しをするといいでしょう。

 

黙ってしまう子どももいます。子ども自身何か言いたいのだけれども、何を言ったいいかわからなくて困っている場合もありますし、意地になってもう何も言わないと決意している場合もあります。後者の場合は、何か言うと嫌な思いをするに違いないと思い込んでいるのだと思います。黙ってしまった子には、親が子どもの気持ちを代弁してあげるようにしましょう。

 

ここで無理に話させようとすると、ますます意固地になってしまいます。親が子どもの気持ちを汲んで、「こんなことを言ったから嫌だったんだよね?」というように、お子さんの気持ちを代弁してみましょう。これで子どもがうなずいたら謝りましょう。「許してくれる?」、「大丈夫?」など、あまり確認をしつこくしてはいけません。その代わり、気分転換できる何かを提案しましょう。ポイントは、普段から、子どもの話には途中で口を挟まずにちゃんと聴くように心がけることです。